アカデミー賞脚色賞受賞!戦時中のことをポップに描いたジョジョラビットのみどころや魅力を紹介
作品概要
クリスティン・ルーネンズによる小説「Caging Skies(原題)」を監督のタイカ・ワイティティが映画化したもの
第92回アカデミー賞脚色賞を受賞
そもそもアカデミー賞脚色賞とは
アカデミー賞の部門のひとつで、小説や舞台劇などから起こされた脚本におくられる賞です
アカデミー賞について詳しくは僕のブログで紹介しています。
あらすじ
主人公ジョジョは第二次世界大戦時のドイツに住む10歳の少年。
ナチスへの忠誠心が強く、イマジナリーフレンドとして「アドルフ・ヒトラー」が見えています
戦時訓練のためのキャンプに出ることになったジョジョは立派な兵士になるため奮闘していました。
しかしキャンプでウサギを殺せと教官に命令され、殺すことが出来なかったジョジョは「ジョジョラビット」と呼ばれバカにされてしまいます。
そんなある日、ジョジョは自宅の屋根裏部屋にユダヤ人の"エルサ"が隠れ住んでいたことに気づく。
このエルサとの出会いでジョジョの考えが少しずつ変わっていく、、
※ここからネタバレ含みます
見どころ
ジョジョラビットの見どころ、魅力を紹介します
ローマンの演技がうまい
今回が初出演で初主演のジョジョ役ローマンの演技力がすごいです。
子供らしい部分、だんだん考えが変わっていくところや悲しむところなど感情が伝わってきて映画の演出をとてもよくしてくれています
戦時中の雰囲気をポップに演出している
戦時中の話なのでもちろん辛いシーンはあるのですが、コミカルなリアクションなどが多く楽しい雰囲気の映画です。
主人公が成長する姿に感動する
主人公のジョジョはナチスへの忠誠心が強いのでユダヤ人を見下したり、母親の「この世で一番強いのは愛だ」という発言に対して「この世で一番強いのはミサイルだ」と言っていました。
しかしユダヤ人のエルサと話して仲良くなっていくことでユダヤ人も同じ人間でナチスの考え方は間違っているのではないかと考えるようになります。
そして「この世で一番強いのは愛だ」と気づくことになります。
そして最後はユダヤ人を否定するイマジナリーフレンドのヒトラーを吹っ飛ばします
もしかするとイマジナリーフレンドのヒトラーはジョジョのナチスへの忠誠心の部分だったのかもしれません
母親がかっこいい
母親のロージーがとにかく美しくかっこいいです。最後まで戦争に反対をする行動。息子に愛への大切さを教えるところ。ユダヤ人を差別せず平等に扱っているところ。などなど
この映画は母親が最強だったと感じさせられました。
まとめ
ジョジョラビットは非常に話がわかりやすく、感動もできる映画です。
カップルで見にいくのもおすすめです。
是非見にいってください